読書脳(樺沢紫苑)書評
どんな本ですか?🌟🌟🌟🌟🌟(星5つ中)
精神科医の樺沢紫苑さんが科学的エッセンスを織り交ぜながら読書の大切さや読書の仕方、特に読んだ内容を忘れないようにする方法が書かれています。
なぜその本を選んだのですか?
私も読書を少ないですが月1冊~2冊程度読みますが、もっと多くの本を読みたいと思ったのと、読んだだけだと内容を少し忘れてしまうことが多いので、忘れないようにするために本書を選びました。
大事な箇所を選抜します!
・本は他人の経験を買うようなもの。他人の体験を参考にすることで、自分で0から行う無駄な試行錯誤を全て省略できます。
・日本人の半数近くが1か月に1冊も本を読む習慣がない。月に7冊読めば上位3%に入ることができる。
・読書をして、対処法や解決法を知って「なんとかなる」とわかっただけで、状況は全く改善していなくてもストレスの大部分はなくなる。
・6分間の読書でストレスが3分の2以上軽減する。
・読書量と収入は比例する
・脳が「重要な情報」として忘れないようにする基準は2つ。「何度も繰り返されること」と「心が動かされたこと」
・本を読んで1週間以内に3回アウトプットする。その方法は①本を読みながらマーカーを引いたり、メモをとる。②本の内容を人に話す、勧める。③本の感想や、気づき、名言をTwitterでシェアする。④Twitterやブログに書評、レビューをする。
・人生の1割に相当するスキマ時間を「自己投資」に使うのか「浪費」に使うのかそれによって人生が変わる
・90分は人間が1度に集中できる最大の時間だけど、人間は最初と終わりの場面をよく覚えている。だから、90分を細切りにした方が集中して読書し内容も忘れないのでスキマ時間を使い、15分の時間も無駄にスマホ触ったりせず読書をしよう!
・読書は読んでも内容を忘れているようじゃ意味がないので、その本について議論できるくらい精読しよう。精読や深読ができてから速読や多読を意識してみよう。
・3日で本を1冊読むなど目標を都度設定したり、電車に乗っているときは降りるまでに何章まで読むとタイムリミットを設定することにより、緊張感がでて集中しやすくなる。
・寝る前の読書は記憶に残るし、眠りに入りやすい状態にしてくれる。
・読書はたくさん読むよりも、何を読むかのほうが10倍大事。
・ユダヤ人の教えに「財産は全て奪われても、知識だけは奪われない」という教えがあります。知識は最高の貯蓄である。もしあなたに100万円の貯金があるのなら銀行に預けておくよりも100万円分本を読んだ方が貯金は10倍になるだろう。
感想
読書がどれだけ大切かがわかり、そして忘れない方法も書かれていて実践しやすい内容でとてもよかった。